pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

詩集って、高いよね。

表題の通りです。高すぎて、手、出せません。
薄っぺらい詩集一冊が2000円近い値段とは。握り締めた紙幣が咽び泣きます。
というわけで筆者は、BOOK OFFの百円均一コーナーで詩集をGETすることにしました。安くて、そこそこの品揃え。(ハズレも数多いけど)
同人誌の方でもお世話になった寺西幹仁さんの詩集「副題 太陽の花」を見つけました。105円(税込み)。定価1800円。心の中で寺西さんにお詫びをする。「ほんまスンマセン」。
読んだ感想も書いておきます。
寺西さんは「ポエジー嗅覚」が恐ろしく鋭い詩人さんですね。なにげない日常からこれだけのポエジーを抽出できるというのは、なかなか真似の出来ないことですよね。かなり感銘を受けました。
あと、とても映像的な詩を書かれる方だな、と。未踏の映像体験をした、という意味では、映画を見終わった後とよく似た感覚を覚えました。とてもいい詩集だと思います。
だけどやっぱり詩集は高い!せっかくいい詩集なのに、値段を見て二の足を踏んでしまいます。でもって、筆者のような貧乏人はBOOK OFFの厄介にならざるを得ないのです。もっと安くならないものでしょうか。