pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

2006-10-01から1ヶ月間の記事一覧

詩集案

先日のポエザルで個人発行の詩集を数冊購入して以来、自分の詩集を作りたくて仕方ない。 今考えてるのは、 表紙を含め全ページ透明 蛇腹折で製本 繰り広げつつ読み進める形式 全編フルカラーで20ページ前後 バーと広げたときに1枚の作品として成立するように…

カネウミとハシビト

同じ意見を述べるにしても、ブランド価値の高い人物が論じた方が世に知れ渡るし、になる。 だから社会の周縁でゴミ同然に暮らす俺やお前ら=ハシビトは、せいぜいブランド価値の高い人物=カネウミになけなしの知識と力をお譲りして、間接的にせよ社会に貢献…

兄について、自由と引きかえに失うものについて

俺にはひとつ違いの兄がいる。独身、一人暮らしのフリーター。 兄はいくつかの会社に勤めた後、フリーターとなった。今はフリーターをしながら、あちこちを放浪している。 フリーターとなった兄は自由を手に入れたが、その代わり失うものは多かった。社会的…

日曜日、試験を受けに行った。快晴。試験は酷い出来だった。 午後Iの試験が終わろうとしたとき、試験で問われているものは付け焼き刃の知識などではなく、実は俺の人生そのものが問われていることに気付く。 震える字、ひっかけ問題に簡単に騙される、本番に…

衆愚について

あなたも私もそれを構成する一人である、とだけ述べておく。

ペイン

食ったもん全部吐いて ぶっ倒れて口で息して それでもどうしようもない俺の 痛みを誰がどうしてくれる 晴れた朝 たったひとりで 丘の上 パンツ下ろして 右手でオナニー 左手に詩集 太陽に向かい 泣きながらオナニー 喘ぎ声さえでやしない 俺のすべてをふり絞…

ポエザル

ポエザルへ行ってきた。いかいか&ましゅうさんとは初対面。いかいかは修行僧と見紛うばかりの外見で、いい意味で期待を裏切られた。ましゅうさんは小柄で大きな目が印象的。ってか最強さん来なかったのは超残念。。。 でもってポエザル。いやー、面白かった…

レコードの針が飛び又今日を生き 霧の朝 色無き街は 無声映画 誰が為に何為す為に列を成す ギリギリで乗れず見送る特急の ガラスケースに並ぶ生首 - OLの魔窟を仰ぐビルヶ谷 鍵盤で操るつもりが操られ ポケモンを集めぬオトナは何集む 「いつまでも進歩ねー…

効率について

個人の作業効率を上げれば上げるほど その個人の収入は下がる 特に一般企業の事務処理においては たとえば 効率アップを追求した結果 従来10時間かかっていた処理を 8時間でこなせたとする 従来2時間の残業が必要であったものを 残業無しでこなせたとす…

擬態について

以前の日記(d:id:pochitto:20050421)で、自分(self)の中にたくさんのキャラクタが居て、多重人格ではないそれらは同時並行的に存在し、それぞれのコミュニティに所属する、というような事を書いた。 これって何かに似ているな、とずっと考えていたのだが、ふ…

面倒な問いについて

いわゆるオトナが、「自分とは何か」「己と他者」といった面倒な問いから目をそらすのは、 一言でいえば「死なないため」だ。 自らの生を賭してまで実存の根源に立ち向かうオトナなど、一般社会にほとんど存在しない。 圧倒的大多数のオトナたちは、そういっ…