pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

タリス・スコラーズ

帰宅後、録画しておいたBSハイビジョン放映のタリス・スコラーズ演奏会を視聴。
さすがに世界最高峰と呼ばれるだけあって、素晴らしいハーモニー。
特に女声高音部の、透き通った響きには心を揺さぶられる。

せっかく宗教音楽聴いてるんだから、ということで久々に聖書引っ張り出して読んでみたけど、キリスト教ってつくづく「外なる救済」の宗教だなあ、と感じた。
で、その外なる救済という概念を補強し「在るかのように」するために、様々な仕掛けが発明されてきた。タリス・スコラーズが奏でる一連の楽曲もその一つなんだな、と。

そんな事をとりとめも無く考えながら、一切空一切空、と呟いてみた春の夜。