pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

名付け事典の奇怪さ

ぼちぼち名前を考えなきゃならんので。
それにしても、近頃の名付け事典はキテレツな名前が多いナリ(コロ助の声で)。
組み合わせ方も凄まじいの一言。たとえば、陽翼(はると)光瑠明(みるあ) 実羅乃(みらの) など。
ヴォケか、と吐き捨てたくなる気持ちをグッと抑えて、冷静に考えてみる。とにかく組み合わせ方が機械的で、美的感覚に乏しい。これは、「最初に"読み"ありき」で名前を考案する故の現象だろう。読みを決めた後の漢字は、とにかく「縁起がいい」「夢のある」「ポジティブな印象を受ける」ものを組み合わせるのみ。このプロセスを経て生成された"文字列"は、なんとも言えず珍妙だ。そう、珍走団(旧称:暴走族)のチーム名に感じるアレだ。そうか。
とここまで書いてみたものの、やはり腑に落ちない。何だろう、この気持ち悪さは。非・東洋的な、機械論的な、ロボット的な薄気味悪さ。
自戒せねば。