pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

バクテリアとしてのオレ

わずか数人とはいえ、人の上に立つというのはプレッシャーを感じる。
そして痛感するのが、仕事の出来もさることながら「人格」をも問われる、ということ。
問われる、というのは正確でない。ある程度成熟した人格を持っていないと、組織を腐らせてしまうのだ。
オレはいわゆる中間管理職で、上長からの漠然とした指示(悪意丸出しだ(w)を細かいタスクに分解して、皆で協力しながら目標を達成していく手伝いをするのが職務だと認識している。まあ、生態系におけるバクテリアみたいなものか。
そのバクテリアが腐敗臭を放ちだすと、周りのものまで腐らせてしまう。最終的には、「退治されるべき存在」となってしまうこともあり得る。
自分が腐ることで、周りも腐らせてしまう中間管理職という存在。ここで求められるのは、腐らないための「免疫」=「人格」だ。ひねくれ者、偏執狂、自己中(←オレのことです)のままでは勤まらない。
平社員の時は「上司は腐ってる」なんてセリフも気軽に言える。自分が腐っていようがどうなっていようがお構いなしに。
では、自分が「上司」となったとき、果たして腐らずにいられるかどうか。
自問自答する日は、会社勤めをしている者ならいつの日か必ず訪れる。