2005-02-03 数直線上の孤独 何かを大事に抱えたまま ベルトコンベアで 静々と運ばれていく葬列 うなだれたまま 凍えながら それはやがて濁流となり 何処へ往くとも知れぬ列車に押し寄せ 泡立ち 攪拌の果て 名を失う