pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

空虚を埋める言葉は何処に

嫁さんのお母さんが癌に罹っているとの知らせを受ける。
治療の難しいタイプの癌らしい。
親族一同、これから起こるであろう辛い出来事を予感し、打ち沈んでいる。

その日以来、「詩は空虚だ」と感じることが多い。
僕の書く詩など、おふざけの域を出ない落書きに過ぎないんじゃなかろうか。くだらない、何の役にも立たない。
そう思えてならない。
いかなる言葉も、義母の心を癒すことはできない。義母の「なぜ」に答えることが出来ない。ましてや、治療する事なぞできっこない。
このどうしようもない空虚さを埋める事が、詩にでき得るのだろうか。