pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

張りぼての地球を叩き潰す

108個の地球儀、108の課題 九州大で展覧会
http://www.asahi.com/national/update/0825/SEB200508250014.html?ref=rss

九大ユーザーサイエンス機構と、ドイツ出身のメディアアーティスト、インゴ・ギュンター氏が共同制作した108個の地球儀にはそれぞれ「平均寿命」「京都議定書」「光ファイバー網」などのテーマがあり、現在の地球の問題点が見てとれる。

九州大学 ユーザサイエンス機構 こどもプロジェクト
http://www.kodomo-project.org/

world processor
http://www.worldprocessor.com/


インゴ・ギュンターって久々に名前を聞くような。
それはさておき、このような分かりやすい表現手段を用いて「見えないもの」を「見えるもの」に置き換える事は、すごく意味のあることだと思う。
今回のこれは、あまりにも地球市民的過ぎてアレではあるけれど。


どうせなら張りぼての地球を寄ってたかって叩き潰すとか、それぐらいの「より現代的な」、個々人の問題にも切り込んで欲しいな、と。
(理想化された)張りぼての地球に嫌悪感を抱く若者は、ごまんと居る訳で。彼らが抱える、彼ら(俺)を取り巻くセカイにとって「リアルな」問題を「見えるもの」に置き換える、という作業も必要じゃなかろうか。