pochitto’s blog

詩、雑感などを記しています。

祝祭

同人誌に投稿するつもりで書きかけて、結局ボツにした原稿を若干修正。
(元原稿は↓の画像と文章を微妙に重ねています)

我等神ノ愛デシ羊ノ群レニシテ/神ノ掌ニ集イ踊ル侭/草葉ノ如ク生マレ消エユク事繰リ
返シ/偉大ナル神ノ懐ヘ還ル/神呼ブ者在リ/神ニ背ク者在リ/神ニ縋ル者在リ/神祭ル
者在リテ/神ヲ囲ミテ/皆踊ル/何レノ者モ神ノ懐ヨリ/祝祭ノ最中ニ生レ落チ/祝祭ノ
最中ニ命尽キヌ/皆其レヲ畏レツツ/何時シカ魅入ラレ/神ヲ囲ミテ舞踊ル/踊ル/踊ル
/ヤッケヤーレソクレーテ/ヤッケヤーテソクレーケ/カイモーソラシカ/ソクレーテ/
僕たちは神から愛されてたらしいけど/今ここで踊っている僕たちもまた/かつての人々
と同じ気持ちで踊っているのだろうか/それを知るすべは今ここにはないけど/重低音に
震える僕の骨は/やがて来る人々の首飾りにもなり得るのだし/そんな事を考える僕の/
全細胞が粉々に砕け飛散し/キラキラ/限りなく神に近づく粒子となり/遠い記憶を辿る
/予め仕組まれたプログラムに沿って/極大と極小を繰り返す/音圧に震えながら/胎児
の姿勢のままで/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る/踊る
/ヤッケヤーレソクレーテ/ヤッケヤーテソクレーケ/カイモーソラシカ/ソクレーテ/
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0941620
 無限に続く乱数となった僕たちは
                 一本の長い数列となり
                            かつて僕たちを隔てていた
                                     ものは
                           当の昔に捨て去った
       僕たちは無限に長く時空にたなびきながら
やがて一つの
円環を描く
      限りなく真直ぐな
               緩いカーブを描く
                        僕たちは果てなく繰り返す
                                     時空の
                                    縁に沿い
                         極小と極大を繰り返す
        それはやがて柔らかな円環となり
 全てを囲み
 踊る

    ヤッケヤーレ
           ソクレーテ
                 カイモーソラシカ
                          ソクレーテ
                         ヤッケヤーレ
                   ソクレーテ
          カイモーソラシカ
    ソクレーテ