真実(リアル)

生とは何かを探す旅路の途中僕らが見つけたいくつかの真実(リアル)
それは誰も皆いつかは死ぬということ死から逃れられぬ事 死こそ真実(リアル)
たとえば僕が昨日食べたステーキは血生臭い屠殺場で繰り広げられたであろうリアルあってこその今日の命
僕が死ぬとき起こるすべての出来事はいつもの日常段取り良く進められる葬儀を終え焼かれる身体こそ真実(リアル)
そして今日も誰かが死んでゆくその真実(リアル)から僕らは目をそらし続けている
そして真実(リアル)は遠ざかり僕らは彷徨いさながら生ける死体のように俯き歩く
いつかそれが真実(リアル)それが生きる意味だと君も僕もあなたも知る事だろう

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新型コロナ禍の中でふと思いついたので書いてみた。

人は真実(リアル)が目の前にあるのに、どうしても目をそらしてしまう。

それが真実。